「アイデンティティ・クライシス」2022年7月1日

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・滅多に外出をしない家族なのでよっぽどのことがない限り家族で外食するなんてことはない。しかし,そろそろ全員家に飽きてきたので,母の誕生日をきっかけに外食をすることになって日比谷のちょっと高いレストランで夕飯を食べた。

 

・普段家では滅多に会話が発生しないのだが,自分が酒を飲んでご機嫌になったのもあって,かなり話をした。コースの店だったので単純に喋ってないと間が持たないからというのもあったかもしれない。18:00に入店して,店を出たら22:30だった。本当に久し振りに家族とこんなに話した。

 

・色々話した気はするし,それなりに重要な話もあった気もするが,大半は覚えていない。と言っても当然覚えている話もあって,一番衝撃的だったのは,両親が,子供をオタクだと思っていなかったことだ。漫画がちょっと好きな人。それが自分への評価。

 

・自分を定義する上でオタク性みたいなものに寄りかかってでしか,自分を認識できていなかったのでかなり意外だった。確かにこの場合の「オタク」はかなり広義で,どこかのジャンルに区分けするとするならばそのカテゴリーだろうという程度のものなのだから,両親のオタクがかなり狭義だったのかもしれない。にしても,どう考えても人より所有している漫画の冊数は多いわけだし,むしろこっちとしては,息子がオタクで最悪…みたいに思っていると想像していたので,逆に,そう捉えると息子がかなり無の存在になってしまうけど大丈夫??と思った。