「冥土インヘヴン」2022年6月29日

f:id:shibumi1210:20220629224711j:image

・ドドンパ空港が仕込みじゃないの凄すぎる…

 

・馬鹿にしてた他人の深みに直面すると非常にショックを受ける。

 

・何週間か前に四日間でキングワッパーjr.を8個食べてからハンバーガーを全く食べたくならない。多分ウェンディーズも美味いんだろうけど写真のせいもあって特に食欲をそそらせないな。

 

・幸運なことに皮膚関係のトラブルに生まれてこの方なったことがない。厳密に言えば腕全体にブツブツが発生しているが、別にそこまで期するほどのものじゃないから無視できる。痒かったりするわけじゃないし。クソ金持ちにんあったら取るかも。

 

・黒い折りたたみの雨傘があって昨日試しに日傘として使ってみたけどあまり効果を実感できなかった。遮光率が足りなかったんだろうか。なんかもう日光が暑いとかじゃなくて、空気全体がアチアチだから日傘があまり用を成してない気がする。

 

・UNOの化粧水が多分俺の肌と合わない。といっても父親の使ってるものを使わせてもらってる身分なので何ヶ月かに一回の頻度で使わなきゃいけない時期が来る。あまりに肌の状態がひどくなった時は母親の恐らく良い値段のする化粧水と乳液を使う。男向けのそれはとにかく油を排除してサラサラの肌を目指しているが、女性向けはプルプルを目指している気がする。母の乳液を使うと翌日になっても肌に水分が感じられるからすごい。化粧で破壊されない分余計に長持ちしている。どんなに良いからといっても実家にいる限り自分で買うことはないだろうが。

 

・パズルみたいなクイズが嫌いだ。というかこちらの知能を試してくるような行為がかなり嫌いだ。この劣等感の起源はかなり正確に思い出せて、中二の頃に2個上の先輩2人と旅行に行った際にトランプでダウトをやったのだが、その際2人がカウンティングのようなことをしていて、何回やってもボコボコにされた経験があるのだ。当時の絶望はかなり深くて、現在までその衝撃は尾を引いている。それ以来記憶力やひらめきを求められることをかなり避けるようになった。この経験がなければ理系に進んでいたかもしれない。数学はとにかく嫌いだった。数学をひらめきの教科だと思っているのも、いかにも勉強できない奴っぽくて嫌だな。

 

・IQテストの類は一度も受けたことはないが、結果の如何で大分アイデンティティーに影響を及ぼしそうだ。やわらかあたま塾でもそんなに良い成績じゃなかった気がするので積極的には受けたくないな。もちろん作問なんてもってのほかである。

 

・なんか色々やってる感はあるのに実際はほとんど何もしていない。今日は講義も受けてないしな。明らかに時間が過ぎるのが早い気がする。老人になってからの時間感覚をもう体験してる気がする。むしろ今より1日が早くなったらそれはもうメイドインヘヴンだよ。実際に俺だけ時間が早くなっていたとしても、この次元にいる限りそれを確認することはできないんだよな、絶望的だ。どんな作品を見たかでその時間に自分が固着する気がするけど、時間にくっついているという意識があるだけで、それがいつかという記憶には全く結びつかないんだよな。元々昔のことは覚えていない方だったけど、コロナ禍以降は記憶の前後関係とかもあやふやになっている。『酔歩する男』とかも普通にすっと理解できた。

 

「typical fire」2022年6月28日

f:id:shibumi1210:20220628211653j:image

・昨日の日記を今書いた感想。思ったより昨日の気分になれない。無常だから。

 

・夢何か見たけど完全に忘れたな、かなり夢を見たいからわざと寝てから4時間後くらいにアラームかけてみようかな。二度寝だと見やすいって言うし。

 

・ジェットコースターの類かなり嫌いだなと思ったんだけど、今記憶が蘇ってきた。TDSのマーメイドラグーンにある子供用のジェットコースターはかなり好きだった。何回も並び直して乗った記憶がある。それと花屋敷のジェットコースター(以下JC)以外乗ったことないな。あ更に今思い出したが太宰府遊園地でも乗ったな。JCの落下の直前の気持ちよさは想像だがわかる気がする。もうなるようにしかならないなという諦めの気持ちよさだ。ノー勉で臨んだテストの始まりが宣言されてしまった時のような。そこにもはや自分の意思などはなく、なるべく先のことを考えずにただ流れに身を任せるだけだ。何もわからないテストを受けるよりはマシなのでこれからそうなった時はJCに乗せて欲しい。

 

・JCが嫌いというかそもそも遊園地が別に好きじゃない。特に乗りたいと思うものがない。漫喫に連れて行け。俺が家庭を持ったら、毎週末子供を連れて漫喫に行こう。

 

・明日は10時40分から映画を見るので今日も早く寝よう。ちゃんと二本立てで見れるといいな。

「普通に暑いですよね?」2022年6月27日

f:id:shibumi1210:20220628205644j:image

・昨日は眠いし足が痛いしで散々だったから寝た。本日は二本立てでお送りします。

 

・オモコロの動画を普段見ていても、あんまり肩肘張ってなくて自然体だなあと思って見ているが、コラボする回だと「腕」が見られて、小慣れてんなあと思う。

 

・人が怒られてるのは面白いし、怒る側と怒られる側に権力の非対称性がなければないほど、怒りの正当性が増すから安心してみてられる。

説教まで行くと一方的に喋る感じだが、怒られって漫才じゃないか。ボケとツッコミ。怒られも漫才も見る際には基本的にツッコミの立ち位置で見ることになるんじゃないだろうか。我々ツッコミの基準から逸脱するボケを咎める。漫才においてはボケのボケだけでは基本、笑いが生じず、ツッコミによってそれが指摘されることではじめて笑いが起きる。

 

・なぜこうなるかフィーリングで考えてみる。これは恐らく笑う側(観客)が自分の感覚を確認するためだ。ボケの逸脱した行動に対して、観客はそれを逸脱だと簡単に断じることはできない。なぜなら誰も何もアクションを起こさないからである。よもや、自分が異常なのではあるまいかと悩み、自身の価値観に照らしてどれだけ異常であるとしてもそれを行動で示すことはできない。そのような逡巡の直後にツッコミがボケを断罪する。なんだ、やはりあれはおかしかったんじゃないか、ふう、私はおかしくなかったんだなあ、安心安心。と周囲とその安心を確認するために大声をあげて笑うのだ。ツッコミの前に漏れる笑いもあるだろうが、それはあくまで漏れてしまったもので、ミスだ。ツッコミによって価値観が承認される安心で笑うのだ。周りが大ウケしているお笑いで笑えない時に必要以上に自尊心が傷つくのはこれが原因なのかもしれない。

 

・なるべく汗をかかないように激しく運動(早歩き程度も含む)しないようにしている。そうすると必然的に生活にゆとりを持たせる必要が生じる。酷暑によって生活習慣が改善されるかもしれない。どんなに生活が充実したとしても、ずっとこんな気温なんてまっぴらゴメンだが。

 

・勝手に1人で盛り上がってしまった時の恥ずかしさは中々のものである。今回は何となくミスの部分が大きかったからそこまででもなかったが、この温度感の違いを感じたくないために終わらせてしまった人間関係があるし、生まれなかった関係があるだろう。世の中の普通の人たちはこの恥ずかしさをどうしているんだろうか、世の中の人間は全員恥ずかしそうにしていないところが全くわからん。そんなものそもそもないよと言われればそれまでだが。物語でも、こういうのが一番きつい。俺も机を持ち上げて大暴れしたくなる。

 

「漫画往生」2022年6月26日

f:id:shibumi1210:20220627040501j:image

・せっかくKindle Unlimitedに加入したのだからもっと様々なジャンルを読みたいなと思ったけど、実感としては全然そんな余裕がない。計画性が無いから先が見通せてなくてぼんやりとした不安がある。おかしい、さっさと専門領域を決めてしまわなければ、「仏教」という大海を目的地もなく泳ぎ続けなければならない。小説とかもほんとに久しく読んでないな。YouTubeを止めろ!!!!!!!!!!!!!

 

・印税って何ヶ月かに一回どかっと入ってくるのがいいよなと思う。やったった感があって。先月のバイトの月収2万でぶっ倒れそうになった。大丈夫かな〜金がねえよ〜。

 

・追っている漫画は多いがパンクしてるなとは思わない。漫画を中心に生活が組み立てられているから。

 

・かなり漫画を読んでいるのだろうなと思っていたが、意外と意外とだった。ちゃんと社会人なんだなと思うし、普通に趣味の一つとして楽しんでいるんだろうなという量。自慢することではないのだが、普通にここにリストアップするのを躊躇するくらい読んでいる。基本的に漫画アプリで読んでいて、アプリは16個入れていて、そのうち11個をほぼ毎日起動している。それぞれのアプリで毎日平均2作品ずつくらい読んでいる。あーでもジャンプ+とかの曜日連載系のやつを作品ごとにカウントしたらもっと多くなるな。その上で、単行本で追っている作品もそれなりにある。改めて確認すると凄いな…。それで月一くらいのペースでブックオフでまとめ買いしてるしな。

 

・キャラクターの名前が覚えてられないというのはあるあるだが、ストーリーは意外と読み始めてすぐに思い出せるから面白い。名前は…別に覚えなくてもいいだろと思うが、細かい干渉ができなくなってんのかな〜。最近は映画もよく見ているので、名前の消費速度が速い。

 

・毎日更新されるアプリの読み方に慣れると確かにストーリーものは単行本だと追いづらくなる。けど思い返してみると10巻以上の漫画はそんなに追っていないので現状あまり困っていない。大学生なので困ったら最初から読む。

 

・連載を追いながらちびちび読んでいく楽しみもあるが、キャンペーンなどで一気に読むのもそれはそれで、一時的にそのことしか考えなくなる日が生まれて、最大瞬間風速が上な気がする。ただ、良いと思ったら後々ちゃんと読み返す機会を設けないと人生に影響が与えにくいなとは思う。『宝石の国』はいづれ揃えます。

 

・『宝石の国』のおかげでDAYSのサブスクへえの加入を真剣に検討しているが、電子で雑誌を追うのって紙のそれと違うんだろうか。雑誌を追うのって、周りとの体験の共有の楽しみがかなりの部分を占めていると思ってて、別にそこには興味がないし、むしろ避けていきたいので、ただ週に一回しか読めなくて悔しくなってしまうんではないかという気もしている。

 

・でも雑誌でしか読めない漫画をもっと開拓したいんだよな〜。人気だけど読んでない漫画とかいっぱいあるしな。あ、次に来るマンガの話があるな。『ニセ錬』ノミネートされてて嬉しかった。金を稼いでくれ。杉浦次郎は金を稼いでもマンガを描いてくれそうという安心感がある。

 

・ヤクルト1000意外とでかいんだな。現状特に健康に不満はないが(その身体で?)今度、買える機会があったら買ってみようかな。Twitterのこういうの全然信用してないけど。摂取したものよって身体(特に精神)に影響が出たなと感じる経験が少ない(酒はだから楽しい)のでなんか面白くなったらいいな。人格を変えてみてほしい。人格が完全に変わった自分が過去のブログを読んでぶったまげて欲しい。消さないでくれ……

 

・今日は授業の準備をしようと思って大学図書館に行ったがこれまで不真面目だったせいで知らなかったのだが、17:00閉館だった。平日と同じく22:00だと思っていたので、16:00くらいについて、汗が引くまでゆっくりしようと iPadをいじっていたら、閉館10分前の放送が鳴った。

 

・結局ほぼ汗をかきに行ったようなものだが、不思議と帰りの電車で不機嫌になることはなかった。普段、極力移動距離を短くしようとどうしても外出しなくてはいけない時は用事をまとめて処理しようとしてしまうが、もうちょっと気軽に外出してもいいなと思った、こんな季節だとしても。在宅時の外出したくなさをどう無視していくかが肝要だ。

 

・とは言っても外出が増えるということ必然的に出費も増えるので、月収二万のカスには無理な相談なのである。バイト増やそっかな〜。

 

・以前の「宝石の国」に関する感想について、仏教的な知識の整理が一部ついたので、補足。

 

・月はおそらく極楽でいいだろう。ここでのポイントは、その由来が地獄であるということだ。現在は極楽のような生活を送っている彼らも、不死であることによって、根本の苦の存在に気づき涅槃に至ることを願うのである。(涅槃と無というのはもちろん同値ではなく、後者の方が二ヒリスティックだ)本来であれば往生させるまでが阿弥陀の仕事で、それ以降は衆生菩提心を発せなければならないが、この作品では、そのポイントがスライドされ、涅槃に至ることも絶対他力によって遂げられるようになっている。ここでの月(一万年)は千年王国のような雰囲気を持っている。月人たちを無に返すために最後の人類となることが運命づけられたフォスはさながら法蔵菩薩のようでもある。ということは…最終的に阿弥陀に?

「来世では、子が舞い」2022年6月25日

f:id:shibumi1210:20220626000556j:image

アンパンマンについて知らなくても全く悔しくないので面白くなかった。幼児期は母親によって与えられるコンテンツがコントロールされていたのでアニメや特撮の類をほとんど見ずに育った。代わりに恐竜にハマらされた。30代の人間でも常識なのに、コキンちゃんすら知らなかった。うっすら見覚えもないではないけど、それもTwitterで見た気がする。

 

・最近はよく寝ているが、夢を覚えていることは少ない。きっと睡眠をグラフにしたらずっと血を這っているのだろう。見たとしても、あまり荒唐無稽な内容のものがないのが、何とも物悲しい。明晰夢とかもバンバン見たい。自分の悲鳴で飛び起きたい。

 

・頻出ツイート100選を作れる観察力と思考力があるのに、こういうことを結構な頻度で言うから驚いてしまう。なんて驚きに満ちた世界観なんだ。基本的に家でヘッドホンを使うことが多いからか、自分は基本的にヘッドホンを首にかけない。あと何か首がやたらに太いのか、首にかけると何か近未来の拘束具兼拷問器具みたいになるからと理由が大きいかも。首にヘッドホンをかけた状態で他のことをする気になれない。

 

・二次元と三次元の肉体の圧の差について個人的に思った話がある。『来世ではちゃんとします』という傑作漫画があるのだが、傑作なので当然のごとくドラマ化されている。内容には恐らく(ドラマ版はほぼ未視聴)差異はないのだが、生身の俳優が演じていることに忌避感を持ってしまったのだ。

 

・物語は下請けのCG制作会社で働く若者達が様々な悩みを抱えながら必死にサバイブしていく、というのが大筋だ。その際彼らの目下の悩みは現代的な承認欲求に伴う悩み、つまり性愛の悩みとなる。1人例外はいるものの、登場人物は美形とされている。ので、必然的にドラマ版でもそこそこの見た目の俳優が起用されているのだが、自分はその瞬間に一気に冷めてしまったのだ。一気に遠いものになってしまったのだ。それは恐らく自分のコンプレックスに由来しているだろう。現実の俺に関係ない男女のくだらねえ性欲の話を見せんじゃねえ!!!と思った。

 

・ここで不思議なのは、なぜ漫画だとこんなにも感情移入して一人一人の気持ちに寄り添って感動できるのだろうか。こんなにも愛おしく思えるのだろうか。感情移入と書いたが、この言葉は適切ではない気がする。彼彼女らの持つような具体的な悩みはそれなりに特殊なのでそれなりに距離をとって眺めることになる。むしろこの作品はそこのバランス感覚がすごいのだ。つかず離れずの距離で彼らの物語に寄り添わせてくれる(『グレートギャツビー』の主人公みたいだな)。そこにはある種漫画という装置による記号化によってある種のリアリティが排除されているのかもしれない。別のありうべき世界を眺めているような感覚だ。

 

・しかしドラマでは、自分のいる「この」世界での出来事になってしまうので、普段そういう人たちに対して取っている距離感をそのまま当てはめて作品を見てしまっているのかもしれない。やはり肉体のリアリティたるや、凄まじいものだ。自分は映画やドラマにはリアルな嘘であることを求めているのだろう。もしかしたら自分の世界もこうなのかもしれない、というワンクッションを踏まずに現実を捉え直すことは難しい。

 

・これはある種の弱さなのかもしれない。しかし自分にはまだフィクションが必要なのだ。

 

・『潮舞』8巻いつにも増して良かった。百々瀬が出る話は大概良くて、バーグマンと一緒だと尚良い。虎見と神社で喋る話もシンプルだがかなり好きだ。基本的に人を見下して生きているから、そんな他人が自分以上によく考えて悩んで、何かしらの答えを出して生きていることが明らかになると自動的にショックを受けてしまう。『来世ちゃん』もそうだ。

 

・『ガンダム』も段々面白くなってきた!!

 

・そういえばヨドバシのカードをつくろとして普通に自分のミスでめんどくさい事になったが、そんなことは些事だ。

 

・明日こそは出かけなければならないが、暑いのは困るなあ。

「ニーチェさん、そういうことですよね」2022年6月6月24日

f:id:shibumi1210:20220625015007j:image

・30分でどれだけ書けるかチャレンジ きっかり30分で書くのやめる

 

・オモコロ杯の結果が発表されて、当該記事を読んでいて思ったが、全然心が躍らない。以前から思っていたが、オモコロが権威化していると改めて感じさせられた。なんかこの審査基準では第二のみくのしんが生まれることはないのではないか。自分のことをなろうと思えばいつでもオモコロライター程度にはなれるだろうと思って生きているが、こうも権威化されるともしかしてなれないんじゃないか?!と思ってしまう。オモコロ杯に投稿するやつなんてどうせみんなそんな感じの思考なんだから、応募総数の増加は必然的に絶望を与える人間を増やしているのだ。オモコロメンバーになろうとしててなれないやつなんて最悪なんだから。見ている側としてはそんなに面白くない。「審査」って権力だからな。俺は権力に腹を立てる人間。

 

・自分は力への意志を持ってマウントを取りたがる人間なので、上に立とうとしない人間の気持ちが、そうでないと分からないというならきっと分からないのだろう。これについて特にこれ以上言いたいことはないが、自分の終わり方が類型化されて捉えられてしまうこと、そうでしか理解され得ないこと、そしてそれは本質的な理解には永遠にならないことについてキレている。そしてそこにはまた権力性が介在していると思う。いらつくぜ。

 

・今日はいい作品を二つ見たぜ。

 

・『宝石の国』、面白いね〜。結構ストレートに面白かったな。面白いのはもちろん知っていたが、何となく入り組んだ話かと思っていた。その入り組み感の一因はキャラクターがめちゃくちゃ多い上にそれなりにみんな満遍なく出てくるし、みんなキラキラしてて顔も似てるからだ。単行本未収録話は雑誌掲載時のまま掲載されていたのだが、枠外のキャラクター紹介のありがたさが身に染みた。

 

・話は月に行くまでが一区切りとなっていてそこから話の方向性がかなり変わる。市川春子が仏教系(親鸞を読んでいたということは真宗系だろう)の学校を出ているのを踏まえずとも、仏教のモチーフがかなり色濃い。

あ、30分だ。書きます。

とはいえ作品における阿弥陀如来(システマチックな存在として設定されているのが面白い)は衆生を愛してしまったこと(この時点でばりばり煩悩だが)から、往生を願う人々の望みに応えず(彼らは一般的にみれば極楽のような場所に住んでいる)、懊悩している。死の概念がない存在にとって生は苦であることがよりソリッドに示され、往生ですらなく無になることを望む。それに対照的に宝石たちは日々を善く生きているのも興味深い。そんな中で半ば楽園のような世界に疑問を持ってしまった主人公はあらゆる執念の果てに「人間」になってしまう。

 

・仏教を齧ってるものとしてなんかそれっぽいことが言いたかったが、あまり上手く読めなかったな。単純に画面の構成というか、一枚一枚のショットが決まりすぎてて最高だった。DAYSのサブスク入っちゃおうかな。

 

・『ギャツビー』についてはまたいずれ。

 

「Goodbye Happiness」2022年6月23日

f:id:shibumi1210:20220624012601j:image

・眠いから短めにしよ

 

・当該記事について

・昨日も書いたが、バズり構文(構文は違うかも。システム?構造?)でツイートした事が少ないのでそんなに自尊心を傷つけられることはなかった。しかし、今日改めて自分のタイムラインを眺めていて愕然としてしまった。以前まではそのままで「こういうのたまにあるな〜」と思っていたツイートの生皮が剥がされ、臓物を晒し、その骨格が堂々と開陳させられていたのである。本当にびっくりしたとともに、この変化は不可逆だなと確信して泣いた。これが進化だというなら俺は…。俺を殺して忘れさせてくれ…もう一度あの暖かい異世界へ戻してくれ(THISコミュニケーションのあれ)

 

・マウントを取りたい訳ではないのは分かるけど、やっぱりそのようなパースペクティブに立てている権力性が存在しているのではないだろうか。性質を憎んで人を憎まず的な思考は、何となく人間の主体性というものを舐めてんじゃない?と捉えることはできて、その舐められに反発したくなるのは道理ではないだろうか。自分は割と環境要因に由来を求めたくなってしまう(他責思考)質なので勝手に共感している。むしろそんなものに左右されていて悔しくないのか?超えろ!と主張することは、非常にポジティブなことなのかもしれない。問題は、人類が全員そのようなポジティブさを持って研鑽する意識の高い存在だとしてしまったことではないか。その純粋さはとてもラスボスっぽい。(何らかの構造を暴こうとする意志がそもそも復讐的な性格を帯びる)

 

 

・明日起きれたら「エレファントマン」を観よう。多分無理だが。